■講座名
「易学」
易経は、儒教の経書『書経』・『詩経』・『礼経』・『春秋経』・『易経』のひとつです。宇宙の構造を象るとともに、占いの知恵を体系化し組織化し、深遠な宇宙と人間との関係性を統合させています。易の発祥は紀元前3000年以上に遡り、悠久の時を超える哲学は、今だに私たちが利用することのできる最も洗練された不変の技術体系です。大自然の中で目の当たりにすることのできる天地の陰陽の気は、変化することで万物を生じ、あらゆる変化を遂げながらも無為であり、その影響は私たちの生涯の全てを包み込み、天人地の一切を貫く法則性の元に包含されています。すべてを統合する大自然の動的原理を内包する数と波形からなる宇宙のシステムを模倣する形で、シンボル化することで、易の陰陽の原理が立てられました。天地の作用とそのシンボルである”卦”が天と地を象るのを始めとして、卦の形象変化が天地の動きを表します。陰陽が相補的に絡み合い、天には星々と天体を形成し、地には山河と動植物を形成しているように、陰陽が成す万象の変化を象って、卦は剛から柔へ、陽から陰へ、陰から陽へと変化します。さらに剛と柔は互いに影響しあうことによって、より複雑化されたシンボルが形成され64種の卦と384種の微妙なニュアンスへと発展します。陰陽から派生する卦が織りなす世界観によって、易とその技術的なシステムは天地の道理を継ぎ目なく包み込むことに成功しており、易における様々な変化の条理としています。天地は万物を構成する陰と陽の気の形を成した実体であり、万物を生じせしめる高次と低次の動的原理です。天地自然に陰と陽の相補的な恒常性があるのに応じて、易では剛と柔の2つのシンボルが分けられます。エネルギーと情報が織りなす自然の法則において、同次元の質料はたぐいよせられ集まり群をなし、高次から低次または高品位から低品位までの気質をまといます。あらゆる事象の様態がその時々に応じて陰と陽の性質を帯びることで、易の卦もそれぞれ発展的もしくは退廃的なシチュエーションが生じます。同様のことが人事については吉もしくは凶としての様態として表現されます。生とは陰陽変化の完成であり、死とは陰陽の混沌状態に戻るだけでなく、別の形に再生していきます。易の変化は多様ですが、必ず卦としてのニュアンスが表現されます。
無限に広がる天空のシステムが地上に具体化されたのが、人間でありそれぞれの固有の性質を示しながら自らの内側に宇宙を包蔵しています。私たち人間だけではなく、広大な領域に渡って無限の遠方へと広がる宇宙から、最も身近で静的な宇宙に至るまで、天地の間に存在する森羅万象すべてが易の中に包含されます。易の象徴性が示すものによって、言語や論理で把握できないものを補足することができます。例えば私たちがとる無思慮の行動は単なる人為的な振る舞いでしかすぎませんが、易が示す変化の兆しを知ることによって、自分の行動の選択を宇宙の精妙な動きの中に符合させることができます。天と地の理に則して順応しながら、各卦から得られる微妙なシチュエーションに即応して、臨機応変に適宜の選択と行動により、中庸を得ることで法則性を極め尽くすことで自らの宇宙的役割を全うすることが易を用いることの大目的になります。
■目的
・占断
・占法
・周易
・卜筮
・リーディング
・ヒーリング
・アライメント
■日時
《通年》*途中参加歓迎
Skype可。・随時受付中。
■時間
11：30〜12：30
■料金
(1回)
125,000円
(半期払い)
738,000円(1回あたり123,000円)
(年間一括払い)
1,452,000円(1回あたり121,000円)
■場所・所在地
カウンセリングルーム"MORIYA"
〒302-0115 茨城県守谷市中央2丁目16-8
■交通
首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス (Tsukuba Express)・守谷駅より徒歩2分
■受講生の声2018.7〜
■受講生の声2016.12〜2018.7
■受講生の声2015.9〜2016.11
■受講生の声2011.1〜2015.8
■過去の講義内容
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■ワーク内容
〇八卦術(爻によるエネルギーワーク)
・・・アライメント,アチューンメント,ヒーリング,・・・
〇易(易による占断)
・・・断易,擲銭法,周易,・・・
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■お申し込み・お問い合わせ
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