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■エネルギーワークについて
 エネルギーワークはライトワークを含むあらゆる高次エネルギーを利用した活動です。高次存在やそのエネルギー、高次波動、光波動利用したワークです。その一つとして広く普及しているものにレイキ(霊気)があります。19世紀の終わりに日本人がはじめたもですが、今では世界中でもレイキが活用されています。術者の意識レベルが高まり周波数がシフトするにつれ、術のレベルはヴァージョンを上げ、ほぼ無限に進化しています。逆に言えばある程度で満足したら、ヴァージョンもそこで止まるということ。

 宇宙のエネルギーは空間から引き出されます。どれだけ高いエネルギーにアクセスできるかは、その人の素質にかかってきます。意識を高め、人格を高めれば高めるほど使えるエネルギーの質も変化してきます。どんな優れた人でも体調の悪いときに引き出すエネルギーと、最高の意識状態で引き出すエネルギーと、差が出ます。ムラのないように常により高品質なエネルギーを引き出すことができるようになるまで、精神を安定させなければなりません。プロとアマチュアの違いはそこに出ます。

 より安定した高次の意識を使いこなせるようになれば、全宇宙のほとんどの対象をこの場にエネルギーとして引き出すことができるようになります。何よりもまず、その方法を知らなければなりませんが。これは受信機の同調 (tuning)とよく似ています。地球上には多種多様の電磁波が共存しています。無数の電磁波が混在していても、受信機はそれぞれを識別できます。これを同調と呼びます。限られた空間の中に沢山の別々の電磁波を詰め込むことは可能であり、またそれらを選択して取り出すことも可能です。わたしたちは宇宙というものをこれらの折り重なった電磁波に例えることが出来ます。
 
 人の意識も心もまた電磁波と同じような波(エネルギー)の作用です。その作用が集中的に作用すると、波が重なり合い、情報とエネルギーの海が出来上がります。正確に言えば、宇宙に刻み込まれ、保存されるようになります。人の意識が集合無意識と呼ばれる次元で全て繋がっているように、あるひとつの思いが強く送り続けられると、その共通の想いのエネルギーが宇宙のどこかに情報蓄積したサーバーとしてできあがります。何年も何千年もの長い年月をかけて、徐々に想いのエネルギーが蓄積していくようになります。それは儀式だったり、民族の伝統行事だったり、特別な言葉だったりします。その情報をためているサーバーにアクセスするのにIDとパスワードがあるように、そのサーバーにアクセスすると情報とエネルギーをそこから取り出せるようになっています。儀式や行事が昔から決められた方法でおこなわれているということには、そういったエネルギー的な意味があります。儀式があるように、取り出すには固有の呼び出しコードがあります。それは、そのサーバーを成り立たせるにいたった想いそのもののエネルギーだったり、儀式のパターンだったり、図像に置き換えられていればその図像が呼び出しコードとなります。具体的には、そのサーバー自体の本来の意味を知って、言葉で呼び出す方法です。般若心経やマントラなど。また、図像などを通してアクセスする方法です。図像は、エネルギーを抽象化することで得られる呼び出しコードになります。般若心経自体に、モノのネガティビティをリセットし気を増大させる情報とエネルギーがあるので、意味を知って使う人はそこからエネルギーを引き出せます。漢字で書かれた般若心経が読めず、意味もわからないとすれば、サーバーにアクセスすることができたとしても、ほんのわずかなものしか得られないでしょう。インドの聖者でさえ、その般若心経の漢字を音として唱えたところで何もエネルギー自体を感じられないといったことが起こります。
 
 図像というパスワードだけでエネルギーを引き出せるものもあります。それはレイキで用いるシンボルだったり、古くは6000年前から西洋魔術で使われていた星座のシンボルです。シンボルに強力な想いを重ねながらエネルギーを抽象化して集めていった結果、図像自体がエネルギーを放ち、引き出せるようにもなりました。他にも易経の卦、アラビア数字、星座のシンボル、手印と呼ばれる手の組み方、☆印、立方体の形、ピラミッド図形、有名なものではピースサインもそうです。あの形を指で作るだけで、体に気が流れ込み、筋力は高まり、意識力が増します。はじめに使い出したのはドルイドで四葉のクローバーで有名ですが、あの形と願望実現の強い想いをエネルギーでリンクさせたのが始まりです。あらゆる魔を払うことから、今でも魔術用のシンボルとして使われています。それらはいずれもエネルギーを中継するものとして、今でも魔術的な使われ方をされています。

 意味と言葉はダイレクトにサーバーと接続し、エネルギーを呼び込み、図像は間接的にサーバーからエネルギーを引き出すコードになっているのです。図像わずかですが、それ自体からサーバーからエネルギーがにじみ出てきています。このように、古代より、記号だったりマントラとよばれる言葉の組み合わせによって人々はエネルギーを引き出してきました。サーバーはどこかの場所に固定されているわけではなく、どこにでもある状態といえます。そこで、必ずいえることは、人が意識を向けなければ膨大な情報にアクセスできないばかりか、エネルギーをこの場に出すことができないのです。

 古代からそういいったことは常識でみんななんとなく知っていたのですが、量子物理学の進歩とともに次第に原理が明らかにされつつあります。一つは、ホログラム理論、もう一つはテレポーテーション理論がヒントになります。
 
 ホログラフィーという立体映像があります。この映像はホログラムという方法で立体のイメージを記録された原盤に位相をそろえたレーザーを照射すると、もとの立体の映像として像が浮かび上がるものです。そしてたとえ、原盤が粉々に粉砕したとしても、そのひとつひとつの破片がホログラム全体のイメージを包含していて、どの破片をとっても全体像をそっくりそのまま再構成するということです。一つ一つの の破片に全体が含まれ、ひとつひとつがあつまればそれ自体で全体を表わします。
 
 「ホログラフィック原理」と呼ぶ理論によると,宇宙は1枚のホログラムに似ているそうです。3次元に見える私たちの宇宙はある面の上に“描かれた”ものだ。はるか遠くの巨大な面に記録された量子場や物理法則と,私たちの宇宙とは完全に等価です。J. D. ベッケンスタインはブラックホールの研究を通じて,ホログラフィック原理の正しさを示す手がかりが得ました。常識に反して,ある空間領域のエネルギーと情報は,領域の体積ではなく表面積によって決まることがわかっています。ベッケンスタインは英ケンブリッジ大学のホーキング(Stephen W. Hawking)らの研究成果にヒントを得て,「ブラックホールは事象の地平面の面積に比例したエネルギーと情報を持つ」と1972年に提唱しています。さらに一般化すると,ブラックホールの全エントロピーとブラックホール外にあるエントロピーの総和は決して減少しない。これが「一般化第2法則」です。

 この考え方を発展させたのが,ホログラフィック原理です。例えば3次元の物理過程を,その2次元境界面について定義された別の物理法則によって完全に記述できるとする考え方です。近年の理論研究によって,宇宙をホログラフィックととらえる考え方は定着しました。これに伴い,物理現象を記述するには場の理論が最上であるという過去50年にわたる基本的な信念を放棄せざるを得ない,と考えられるようになってきました。つまり、部分は、全体的な宇宙を包含しているというのです。そして、宇宙を個別の独立したものとして分離させながら考える古典的な科学の方法では、これ以上の物理学的な進歩を期待することはできないと話しています。

 また、脳の研究で有名なカ−ル・プリブラム博士は、脳の深層構造は本質的にホログラフィックであると結論付けています。
脳は視力、聴力、味覚、臭覚、及び触覚から得られた情報とエネルギーをホログラフィックに組み立て刻み込んでいる主張しているのです。脳のどこかに記憶されていた情報は脳のシステム全体に伝達され、従って一つの断片から情報全体を生み出すことができるというのです。
 
 このことは事故などで脳の一部を損傷したような時に、その場所に記憶されていると思われる記憶がなくなってしまうのではなく、リハビリするとともに思いだされることからも、プリブラム博士の考えかたの正しいことが推測されます。
博士は脳だけではなく宇宙も同じようにできていて、時間と空間を超越したホログラフィックに情報を取り出すことができると主張しているのです。
つまり、情報は潜在的にどこからでも発生するということになります。

 心理学者のユングは「集合無意識」という考え方を主張した人でした。人間の意識は表面的に各自が固有のものとして持っているが、無意識の世界ではすべての人々がつながっているという考え方です。そのつながりは人間だけに限らず、動物や植物、鉱物や空気中の分子が宇宙にあるすべてのものがつながっているということです。

 このように宇宙がホログラフィックな構造でできているとすれば宇宙の一部である私たちも宇宙の情報のすべてが蓄えられていることになります。
 
 量子力学の開祖の1人であるボーア博士とその一派(コペンハーゲン学派)の量子に対する考え方には、観測者の「意識」が登場します。
 
 原始の周囲の電子は、「存在する確率」だけであり位置はほぼ正確に決まっていません。霧や雲のようにもやっとしたあいまいな存在で広がっているといえます。例えば、一個の電子を射出したとすると、一瞬のうちに数十メートル四方以上にまで雲のように拡がり、あらゆるところに存在する可能性がでてきます。この時点で電子がどこにいるのか知ることはできないですが、その先に蛍光スクリーンを置いておくと、特定の場所に電子がスクリーンと衝突してどこかに点が出来きます。つまり、一度は拡散した電子の存在が、スクリーン上で再び収束するわけです。これを「波動関数の収束(崩壊)」と呼びます。ところがたとえスクリーン上にスポットができても、「意識」のある人間がスクリーンを観察していなければ、「波動関数は収束しない」、つまり、どこにあるとも決まっていないわけです。「意識」が波動関数を収束させ、存在を確定するということです。これはとても電子レベルのミクロな世界での話しですが、惑星だろうと人間だろうと原子・素粒子から出来ています。ミクロの世界に起きる事がマクロの世界と無関係とは言い切れません。
 
 ここでひとつ重大なことは、縦・横・高さ・時間の4つの軸に付け加えて、5番目の軸が「意識」であるということです。それはホログラフィックな世界に畳み込まれた情報を拾い、読み出し、この世界に現実化させるのが「意識」であるということです。ホログラフィックな宇宙に、刻まれた情報は、「意識」によって読み出されます。より高次の情報とエネルギーを読み出そうとすればより高次の「意識」が必要になってくる。Blu-RayディスクがCDプレイヤーで再生できないように。
 
 つまり、「意識」というのは宇宙のホログラムへの読み出しレーザー(周波数)でもあるということです。宇宙のホログラムに記録されているものを見ようとするとき、レーザー(周波数)によって異なる現実を見ることになります。周波数が低くなるほど、三次元的つまり物質的な情報を見ることになり、周波数が高くなると、高次元の情報を見ることになります。周波数の高さによって、現実世界から読み取る情報が高くなり、アクセスできる次元も高くなります。さらに周波数が高くなると、物質的な次元とは異なる次元の情報(異次元)を得ることができるようになるということも言われています。周波数は、宇宙のホログラムへの参照光であり、その周波数こそが意識のエネルギーなのです。

 ノーベル物理学賞を受けたユージン・ウィグナー博士は「我々の意識が未来を変える。なぜなら、我々が未来をどう見るかは我々の意識次第だからだ」とまで言い切っています。
意識エネルギーの使い方、読み出し方、によって高次のエネルギーが、術者の前に現実化する。高次のエネルギーも、高次の存在も、全て、ホログラフィック宇宙の一部である自分自身の中にある。大切なのはいかに意識の使い方を熟練し、精度を高めるかです。
ホログラム空間に折りたたまれたサーバーから情報を引っ張りだし、ここにエネルギーとして取り出すために、意識が必要であるということです。

 つぎにこの世界ではありふれたことですが、術者が何千キロも離れた相手にエネルギーを送ると即座に患者の身体にその反応があらわれたりします。一見すると離れ業ですが、なぜこのようなことができるかということですが、これはテレポーテーション理論がヒントになります。

 アインシュタインが相対性理論の中で、粒子が光より早く移動することは不可能であると主張し、一般には光より速いものはないと思われてきました。

 しかし1964年、物理学者のJ・S・ベルはベルの定理と呼ばれる数学的な証明を発表しました。

 それは、原子未満の粒子は互いに空間と時間を超越する何らかの方法で関連していて、一つの粒子に起こったことは他の粒子にも影響を与える、という概念を数学的に証明するものでした。
彼の証明が意味するところは、粒子の相互影響は即時に起きるもので、伝達のための「時間」を必要としないこと、言い換えれば「光速を超えるもの」の存在を示唆したものでした。そして、この定理は現在では物理学の実験でも支持されているのです。

 わかりやすくいえばテレポーテーション。量子テレポーテーションとは、ひとつの光の粒が、もうひとつの光の粒にそっくりそのまま乗り移る不思議な遠隔作用をいう。同じ場所で同時にできた双子の光子は、その後の運命も共にする。片方の光子が変化すると、離れた場所にあるもうひとつの光子も同じように変化する。どんなに離れていても変化の情報は瞬時に伝わるため、伝達速度は光速を超えることになります。これは、アインシュタインが量子力学を否定するために持ち出したもので、「EPR(アインシュタイン・ポドロスキー・ローゼン)」「EPRパラドックス」と言われます。

 EPR相関にある光子を作り、少し複雑な測定方法を用いると、片方の光子の量子状態が消えると同時に、もう一方に同じ量子状態を出現させる量子テレポーテーションが可能になる。そして現象は1997年にインスブルック大学 とローマ大学、1998年にはカリフォルニア工科大学で量子テレポーテーション実験に相次いで成功しています。

 あらゆるエネルギーは量子特性を帯びており、これは、遠隔療法(空間を超えて治療や癒しのためのエネルギーを送ること)の理論的な可能性を示したものでもあるのです。

 ここまで、高次エネルギーがなぜ使え、遠いところの相手を治療することができるのかをみてきました。自分を超えたエネルギーとのコンタクト、高次のエネルギー、高次の存在、また、癒しをもたらすエネルギーは人の意識エネルギーの利用技術でです。高次のエネルギーを(選択的に)使うことが、ライトワークであり、それは宇宙の神秘との係わり合いです。使い方によって無限の可能性を秘めています。エネルギーが生じれば、そこに創造が生まれます。人がこの宇宙の創造主とよばれる所以はそこにあると思う。

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